寒い日が続きます。

とても寒い日々が続きます。
この季節になると、連日のように悲しいニュースが報道されますね。

住宅火災。

年末年始の帰省中の火災で幼いお孫さんが・・・。
逃げ遅れた子供を助けようとお母さんが火の中に・・・。

とても悲しくて耳を塞ぎたくなるようなニュースです。
心からご冥福をお祈りします。

これらの火事の多くは家の中で夜中や朝方に起こり、目が覚めたときにはすでに火が回り始めていたと
いう状況ではなかったでしょうか。
私は開放燃焼型のストーブや電気ストーブなどの暖房器具とその扱いに大きな問題があるのではと心配しています。

かつて私が育った実家でも、冬は寒くてしかたないので、石油ストーブや電気ストーブを要所要所に
置いて使っていました。
リビング、キッチン、勉強部屋、祖母の部屋。
祖母の部屋は決して広くはなかったのですが、それはそれはたくさんの「物」がありました。
祖母はそれらの隙間に住んでいたようなもので、冬になればそこに必ず石油ストーブが1台登場します。その上にはヤカン。
ストーブ周囲には洗った手ぬぐいがハンガーでぶら下げられていて、子供心に手ぬぐいがストーブの上に落ちたら
どうなるんだろうなんて、考えたことがあります。
ストーブは大きな掃き出し窓に面して置かれていたので、当然そのカーテンがストーブの後ろでゆらゆらと。
そんなことはどこにでもある危険な現実で、何十年も昔からそして今も普通に存在しているのでしょう。

子供部屋の電気ストーブも心配です。
私の経験ですが、朝起きるとき室温は5℃以下に下がっていることも多かったので、寒くて着替えができない。
先ずは布団から手を伸ばし、電気ストーブのスイッチを入れることから始まります。つまり手を伸ばせば届くところ置いているので、
とても危険。布団カバーを焦がしてしまったこともあります。
きっとこれも普通に存在する危険な現実でしょう。

建築基準法では、建物を燃えにくい構造や仕上げにすることが義務付けられています。
しかし、私たちは日々の生活でたくさんの可燃物に囲まれています。
ですからいくら建物を燃えにくくしても、家の中で上記のようなことが繰り返されていては追いつかない。
そんなふうに私は思います。

もし断熱性能がしっかりした家ならば、これら危険の程度はずいぶん低かったはずです。
なぜならば、家の中がそれほど寒くないから暖房機も少なくて済みますし、わざわざ危険な石油ストーブなど使わずに済みます。

住宅の耐震性や耐火性も大事ですが、断熱性能が高かったなら防止できたはずの危険。
火災の原因はストーブの使い方に問題があったと結論付けられますが、そもそも適度に『暖』を維持できない住宅にこそ欠陥があると私は思います。

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ショーナヒュース

Author:ショーナヒュース
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更には、こだわり経営者の徒然ウンチクなどを紹介していきたいと思います。

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